７月、雷をともなうゲリラ豪雨が続き、その合間には猛暑と異常現象が続いたせいか、例年以上に阿蘇野草園周辺の留鳥の鳥さんが姿が少なく、やきもきしていましたが、一方では無事に巣立ちをした幼鳥たちが、新たな姿を見せてくれました。
そして「森の王者」と呼ばれる大型猛禽のクマタカが、久々に丘の上を滑空し、避暑に来ているカラスたちを驚かせました。
あとセッカは例年に比べ数が少なく、カッコウ、ホトトギスも今季は遠慮がちに遠くで鳴くのみ、近くに来てくれません。
夏の鳥、サンコウチョウもツツドリも鳴き声を聴かせただけで、どこかに移動したようです。
8月は例年とおり、中頃から渡りの鳥さんが多く来てくれて野草園周辺の林がにぎわうことを強く期待しています。
【写真提供】阿蘇地区パークボランティア 増田泰夫さん
