阿蘇くじゅう国立公園制定80周年の記念の年、世界農業遺産に続いて2つ目の嬉しい認定です。名実ともに「世界の阿蘇」ですね♪
私たちの地域の宝が、世界の宝として認められたわけですが、この宝をどう守り、どう活用していくのか、地域のみんなで考え行動していかなんです♪
幸せを運んでくれてありがとう♪
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「じおぱーく」とは?
綺麗な景色を眺めていて、「この山っていつからここにあるんだろう?」とか、「この川はどこから続いてるんだろう?」とか考えたことありませんか。
それらの「なんでだろう?」「不思議だなあ」を解決するお手伝いをして、ただ綺麗なだけだった景色に深みを持たせてくれるのがジオパークです。
お手伝いの方法にはいくつかあって、
・ジオパークの魅力をわかりやすく伝えるジオガイドさんによるツアーだったり、
・「ジオ」というキーワードで地域の特産品を開発・販売するなどして地域を盛り上げたり、
・大学や博物館等の研究者と連携して防災教育や地域住民への働きかけをしたり、
いろいろです。
ジオって、大地とか地球とかって意味らしいです。
だけん、「大地の公園」とか、「大地の遺産(Geoheritage)」って訳されたりしています。
ジオパークは、地形とか地質を対象とするものですが、これらってその地域にくらす私たちの生活や文化、いきものの暮らしに大きな影響を与えています。
なので、ジオパークはいきもののつながりや地域の文化・歴史などもまるっとひっくるめてジオパークなのです。
ジオパークに認定されているところの多くは、国立公園にも指定されています。
国立公園って、日本を代表する自然豊かな風景地のこと。「自然公園法」という法律に基づいて国(環境省)が指定し、管理しています。
阿蘇はもちろん、国立公園です♪熊本にはほかにも、「雲仙天草国立公園」があります♪
科学的に貴重で、景観としても美しい場所を、大切に守りつつ活用していくために、国立公園とジオパークとの連携は欠かせません。
地域が元気になるキーワードとして、「ジオパーク」を意識してみてください。