先週27日は、我らが阿蘇地区パークボランティアの研修会を行いました。
午前中の講師は、阿蘇たにびと博物館の梶原宏之館長。阿蘇の文化的景観について、クイズを交えながら楽しくお話しいただきました。2時間という熱血時間にも関わらず、みなさん興味津々で聞いておられる姿が印象的でした。
ユーモアたっぷりの語り口も素敵でした。阿蘇が目指す世界文化遺産や世界ジオパークについても触れ、当たり前のように感じてしまいがちな景観の中に不思議さやわくわくを見いだす視点の大切さを教えていただきました。
午後は野草園の管理作業。はなしのぶ広場の落ち葉を焼く作業の予定でしたので、まずは野焼きボランティアリーダーでもある江口さんから、野焼き時の作業についてご指導いただきました。どんな小さな作業であっても、十分な危機管理が必要であることを確認しあいました。
当日は雪でしたので野焼きはほとんどできませんでした。でも、野草園の遊歩道にある看板や記念碑を磨く作業や遊歩道清掃をみんなで頑張りました!!
40名近くのメンバーが集まり、みんなで一致団結して作業することができたことを嬉しく思います!当日の活動のようすは、阿蘇地区パークボランティアのメンバーである吉岡理郎さんのホームページに詳しく掲載されています。みんなの頑張りが伝わる内容です、是非ご覧ください。
肥後六花と大阿蘇に咲く花↓
http://riroflower-a-z.sakura.ne.jp/
さてさて、最後は冬いちおしの野鳥観察から。
冬の野草園もたくさんのお客さまに野鳥観察に来ていただき、とっても嬉しく思っています。野草園は野鳥がのびのびと暮らせる場所であり、そしてそんな野鳥の素顔を観察できる場所だなあとつくづく思います。
そこで、改めてみんなで気持ちをひとつにしたいとおもいます。
私たちがバードウォッチングする時、野鳥はもちろんのこと、周りにも配慮が必要です。
そんなみなさんとの合い言葉、それが「やさしいきもち」です。これは日本野鳥の会の提唱する素敵な合い言葉です。
や → 野外活動、無理なく楽しく
さ → 採集は控えて自然はそのままに
し → 静かに、そーーっと
い → 一本道、道からはずれないで
き → 気をつけよう、写真、給餌、人への迷惑
も → 持って帰ろう、思い出とゴミ
ち → 近づかないで、野鳥の巣 (日本野鳥の会熊本県支部発行 くまもとの野鳥写真図鑑より)
野鳥との出合いに感謝して、野鳥やいきものが育まれる阿蘇の自然に感謝して、自然観察を楽しみたいですね♪
アオゲラと同じくらいの大きさの、立派なキツツキ。園内にドラミングを響かせています。
今年は本当に小鳥が多いですね。この太くてちっちゃい嘴で、サクラの花芽を食べちゃうんだとか。。
明日はいきもの調査日です。明日もよい1日をお過ごしください♪